【東南アジアの持ち物】バックパッカーはこれを持って行こう

東南アジアの持ち物 その他

海なら海の、山なら山の持ち物があるように、東南アジアには東南アジアの持ち物があります。

この記事ではバックパッカーとして東南アジアを横断した僕が、実際に持って行った持ち物と、それらの用途について紹介します。

※荷物はスーツケースではなく、バックパックを前提に書いています。理由は、デコボコ道が多い東南アジアではスーツケースを引いて歩けないのと、片手が塞がるのが危険だからです。

バックパックは10kg、できれば7kg以内に

東南アジアへ行く場合、LCC (格安航空券) を使う方が多いと思います。

航空会社にも寄るのですが、LCCの機内持ち込み手荷物が10kgか7kg以内なら無料のところが多く、旅中も荷物は軽い方が観光しやすいです。

◾️LCCの機内持ち込み手荷物の制限の例

            • ✔︎スカイマーク … 【重さ】10kg以内 【大きさ】3辺の合計が115cm以内
            • ✔︎スクート … 【重さ】10kg以内 【大きさ】54cm×38cm×23cm以内
            • ✔︎ピーチ … 【重さ】7kg以内 【大きさ】3辺の合計が115cm以内
            • ✔︎エアアジア … 【重さ】7kg以内 【大きさ】56cm×36cm×23cm以内

なので出来れば10kgか7kg以内に収めたいですが、事前に追加料金を払ってバックパックを預け荷物とするのも全然アリです。

「3辺の長さが115cm」なら無料条件をクリアできますが、縦の長さに制限があると厳しいです。

【絶対に必要な持ち物】

サブバック

旅中は大きなバックパックと、小さなサブバックを使い分け、宿にチェックインしたらバックパックは置いて、サブバックに必要なものを入れて観光します。

飛行機や寝台バスでも、バックパックは荷物置き場に積まれ、移動中は荷物が取り出せなくなるので、同じくサブバックに移しましょう。

僕がサブバックを選ぶ際に意識したのは、防水性と前掛けできる機能性です。

✔︎防水性 … スコール (大雨) 対策と、川があっても貴重品をバックに入れて入水できるように
✔︎機能性 … 人混みに行く際は、スリ防止のため前に掛ける

パスポート・ビザ

東南アジアの多くの国が、入国条件に「パスポートの有効期限が6ヶ月以上ある」としています。有効期限がギリギリの場合は更新が必要ですが、最短でも1週間ほどかかるのでお早めに。

ビザは一部の国だけ必要ですが、変更が多いので事前に各国の大使館に聞くことをオススメします。
✔︎カンボジアとインドはビザが必要です。

パスポートを無くしてしまった時のために、紙のコピーや写メを用意しておくと再発行が楽なのでオススメです。

航空券 (eチケット)

eチケットとは、飛行機の予約情報を航空会社のシステム内に記録したものです。

eチケットの控えはメールで送られてくるので保存やスクショしておきましょう。不安な方はeチケットの控えを印刷して、紙として持っておくと安心です。

クレジットカード (海外旅行保険つき)

最近のクレジットカードは、色んな機能が備わっていて非常に便利です。以下の機能があるものを持って行きましょう。

✔︎海外旅行保険の機能 … トラブルに遭遇したときの保証をしてくれます (条件や限度あり)
✔︎キャッシングの機能 … 旅先で現金を無くしても、ATMから現地通貨を引き出せます。

海外でクレジットカードを使うのに抵抗がある人も、保険として持っていきましょう。何らかの事情で帰国せざるを得なくなった時に、カードがないと航空券すら買えなくなります。

日本円か米ドルの現金

東南アジアを旅していると、現金でしか支払えない場面によく遭遇します。例えば、ローカルな地域やお店、国境を越える時などなど。

僕は1万円札5枚を、財布やマネーベルトなどに分散して持ち歩き、必要に応じて両替しています。また、世界中で安定して使えることから、米ドルを持ち歩く人もいます。

衣類 (半袖・短パン・下着3着ずつ、長ズボン1着、ユニクロのダウン)

衣類は男女や好みによって大きく異なるので、ここでは僕の持ち物を紹介します。

✔︎半袖・短パン・下着3着ずつ … 乾きやすい生地で、短パンはポケットがあるもの。靴下も忘れずに。
✔︎長ズボン1着 … 短パンでは入れない観光地がいくつかあるため
✔︎ユニクロのダウン … 寝台バスや寝台列車が冷えるため

熱帯でスコールのある東南アジアでは、ファッション性より実用性を重視。きらびやかな格好をしても狙われやすいからです。

レインコート

東南アジアはスコールに加え、天候の変わりやすい山の観光地も多くあります。

予期せぬ雨に襲われたときに、傘だと風で壊れてしまうし、山でトレッキングなどをしている場合、片手が塞がるのはとても危険です。

基本的にスコールは1時間程で止むので雨宿りで凌げますが、もしもの時に雨風を防げて両手が使えるレインコートを強くオススメします。

スマホとSIMカード

行き先を調べたり、宿泊・交通の予約をしたりと、スマホは欠かせない持ち物です。

日本で使っているスマホは、そのままでは基本的に海外で使うことは出来ません。

wifiルーターか現地のSIMカードを使う必要がありますが、数ヵ国を周遊するつもりなら、トラベルSIMがオススメです。

トラベルSIMとは行き先や期間、使用量に合わせた、しかも複数の国で使えるSIMカードです。

変換プラグや充電器類

海外に行ったとき、意外と盲点なのがコンセントなどの電化製品回り。

国によってコンセントのタイプが違ったり、スマホの充電ケーブルを忘れたり。

しかし、全世界対応の変換プラグを持っていれば、身近な電化製品は問題ありません。東南アジアに限らず、どこへ行ってもコンセントのタイプは気にしなければいけないので、これがあれば解決です。

歯ブラシなどの洗面用具

一般のホテルには洗面用具は備え付けられていますが、ゲストハウスに泊まるなら持っていく必要があります。

しかし、飛行機に手荷物として液体類を持ち込むなら、
100mlまたは100g以下の容器に入れ、それらを縦横40cm以内のジップロックに入れなければいけません。

✔︎歯ブラシと歯磨き粉 … 歯ブラシにはキャップを
✔︎シャンプー … 100ml以下の容器に入れ替え
✔︎石鹸 … ボディソープと洗濯洗剤代わり
✔︎日焼け止め … 時期によっては日差しが強い

※あくまで僕が持って行ったものです。人によってはコンタクトの液体や化粧品も必要だと思うので、あなたの必要な物を忘れずに。

【旅を豊かにする持ち物】

GoPro

東南アジアで写真を撮りたいなら、個人的にGoProがオススメです。

その理由はなんといっても、小さくて軽いので持ち運びやすいこと。また、スコールがあり、川や海の観光地が多い東南アジアでは、防水のGoProが向いているでしょう。

こちらの記事でも書いているので参考にして下さい。
GoProは海外旅行を豊かにする!GoProを推す5つの理由

スマホでも撮影できますが、もし水没させてしまえば旅の継続が困難になってしまいます。

サンダル (足首を固定してくれるスポーツサンダルのタイプ)

僕は日本の空港までは運動靴を履き、東南アジアに着いてからはサンダルに切り替えていました。

スコールや水辺の観光地が多い東南アジアでは、濡れても良いサンダルが便利でした。しかし、夜はゴキブリが怖いので運動靴で行動していました(笑)

足を痛めないよう、必ず足首まで固定してくれるスポーツサンダルにしましょう。ビーチサンダルでは足を痛めます。

サングラスと帽子

田舎の方に行くと、まだインフラが整っておらず砂埃がかなり舞っています。僕はバイクに乗ったとき、目が痛くて仕方なかったのと、紫外線や日焼け予防としてサングラスと帽子は持って行きました。

これらのケアを怠ると、今は良くても数十年後に差が出てきます(泣)

ビニール袋やジップロック

袋は荷物を整理したり保管したりと、何かと便利です。

汚れたり濡れたりした衣類を、バックパックの中で他の衣類に接触させることなく収納するのによく使っていました。

また、ゲストハウスのシャワー室には、脱いだ衣類を置く棚がないことが多いです。そんな時にビニール袋に入れてドアノブにぶら下げるのに重宝していました。

一度使った袋も洗って乾かし、使い回していたほどです(笑)。バックパックに空きがあれば出来るだけ持って行きましょう。

【あると便利な持ち物】

ロープ (5〜10メートル)

意外に思われるかもしれませんが、ロープは様々な場面で応用できます。

ゲストハウスには洗濯した服を干す場所がないので、ベットや室内にロープを張って服を干したり、お土産を買いすぎてバックパックに荷物が入りきらないときに、靴を縛ってバックの外にぶら下げたりと、使い方は様々です。

マネーベルト

これからあなたが行く場所は日本ではありません。防犯対策はしっかりしましょう。

僕は外出するときはいつでも、現金やクレジットカードを財布やマネーベルトに分散させています。マネーベルトは服の下に隠すかズボンのベルト代わりにして、周りから見えづらいようにしていました。対策をしっかりしていたからか、10ヵ国以上旅をした今でも、スリに遭ったことはありません。

ベンリーベルト

荷物の中で一番かさばるのが衣類ではないでしょうか。

ベンリーベルトで衣類を束ねることで、バックパック内でバラバラにならず、ズボンやTシャツを小分けにも出来るので、僕は遠出するとき毎回使っています。

旅を豊かにする【持ち物テクニック】

サブバックを活用

冒頭で書いたように、飛行機に預ける荷物の重さには制限があります。重い荷物はできるだけサブバックに移し、衣類は着ましょう。

機内に持ち込むサブバックにも重さの制限はあるので、超えそうなら衣類のポケットにものを移しましょう。

持ち物を現地で買う

この記事で説明した全ての持ち物は、基本的に東南アジアのどこでも手に入ります。

荷物が制限以内に収まらなかったり、検査で没収されたりしても、勿体無いけど問題ありません。空港で荷物を没収されるのが心配であれば、最初から現地で揃えるのも良いでしょう。

持ち物を途中で捨てる

僕が旅をする時は、日本ではもう着ない服や履かない靴を持って行きます。

それらを使い古して旅路で捨てます (感謝の気持ちを忘れずに、分別はしっかりと)。

そうすることで、帰りの荷物が減ってお土産スペースを確保できますし、帰国してからも断捨離が澄み部屋がスッキリします (感謝の気持ちを忘れずに)。

まとめ

東南アジアを旅するときの持ち物をまとめてみました。

【絶対に必要な持ち物】は忘れずに、バックパックのスペースや重さに応じて【旅を豊かにする持ち物】や【あると便利な持ち物】を準備して下さい。

あなたの旅のお役に立てれば幸いです。

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